はい!
レザーアート・クラフターのmisaです。
では、前のページからの続きをバンバン行っちゃいますよぉ~(^^)/
続いての工程は…
ドキドキ…
ジャラジャラジャラーー……
はい!
そうです!!
穴あけです!!!
間が長くてスミマセン。
ちょっとした遊び心で楽しんでみたかったのですw
えー、本題に入りますと、穴あけは菱目打ちという道具を使って作業をします。
菱目打ちは、簡単に説明するとフォークみたいな形をしていて、
それを革にさして穴をあけるのです。
だがしかし!!!
菱目打ちは通常、ハンマーを使ってガンガン叩きながら穴をあけるものなので、
その叩く時に発せられる音が、ものすごぉーーーくうるさくて(--;)
普通に近所迷惑になるレベル。。。
この騒音が原因で、ご近所さん達に迷惑がかかり作品づくりが出来なくなるのは避けたいので、
私はお手製の菱目工具を作りましたww
この工具なら、ガンガン音は出ないので、夜でも作品づくりが可能です♪
まぁ、その工具ってのはネット上で作り方を見つけたので、
他にも私と同じ方法で穴あけをしている人はいるはず(^^)
ということで、穴あけ作業終了~☆
穴あけと同時進行でマグネットボタンの取り付けと
接着も行いました。
うん、いつ見ても君たちは美しいね…
グラデーションの境目が眩しいよ、、、
あ、すみません、いつものクセで独り言いってました!!
私、独り言激しいんですよw
はい。
そしたら後は縫いですね。
ちゃちゃっと、パパット!
はい、縫い終わりましたぁ!!
縫い終わりはハサミでカットして、火であぶって閉じます。
ちなみに、私はチャッカマンを使っています。
火であぶったら、チャッカマンの柄の部分で焼いた箇所を潰せば…
こんな感じにおさまるわけです(^^)
「糸が燃えて、火事にならないの?」
「てか、作品焼失するんじゃ…?」
という声が聴こえてきそうなので、お答えしましょう。
この作品作りで使用している糸は、ロウ引き糸と言って
ロウが塗られている特殊な糸を使っているのです。
ロウ引き糸というのは、レザー作品を手縫いで作製する場合には必要不可欠で、
なんと言っても、とっても丈夫!
だから、そう簡単にはちぎれないし、
縫っている最中に擦れてプッチンすることもないのです(^^)
ただ、ロウが引かれているので、手がかなりベトベトになります…
最後に、ヘリ磨きです!
ヘリの説明は【前編】で説明した通りなので、分からない方はそちらをご参照ください(^^)
ヘリ磨きは文字通り、ヘリを磨きます!w
作品の内側にも塗った、トコノールという液を使って磨きます。
それでは、before & after 第2弾いきます♪
まずはbefore…
そしてafter…
この違い、分かります?
ヘリが黒いから、分かりづらいかもしれませんが
beforeは断面がゴワゴワしていて毛羽立っているのが分かります。
afterはゴワゴワ感がなくなって、ツルツルしています。
ヘリ磨きの際に、革が複数枚重なっている状態のところが1枚でも
ズレていると、その箇所が原因でヘリ磨きが上手く出来ず、
本来放つはずの美しさ(テカリ)を全力で出し切れなくなるのです。
ここで【前編】でお話した裁断の話に繋がるのですが、1mm、0.5mmのズレが
作品の完成具合を大きく左右させるので、裁断の際には
細心の注意をはらって作業に取り組んでいます。
はい!!
ようやく作品の完成です~!!!(^^)
上の写真のiPhoneをはめ込む黒いカバーは、まだ接着前なので
若干浮いているように見えるかもw
うんうん、キレイな発色ですな♪
大成功やね(^^)
とまぁ、こんな感じで製作しています!
このiPhoneケース以外にも、お財布やキーケースも作っています(^^)
レザーアート・クラフト工房 Mille Misa(みるみさ)の8月オープンに向けて、
只今全力で準備に取り組んでいるところであります!!
今後もドシドシ、様々な情報を発信していくので、
どうぞよろしくお願い致します(^^)/